教室紹介

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基本理念

久留米大学医学部皮膚科学教室では、皮膚科全般の研修を行うと共に、すべての教室員がsubspecialityを持つことを目指しています。 さらに、基礎研究と臨床を結びつけることができるphysician-scientistとなるように研修を進めています。 すなわち、皮膚科の診療は非常に幅広いものであり、皮膚疾患だけでなく、毛髪、爪、口腔内粘膜の疾患も扱い、 また、内科的な全身管理も必要となります。これらのすべての皮膚疾患に精通することが基本です。しかしながら、 その中でも、この分野では誰にも引けをとらないという、各個人のsubspecialityを持つことが大事だと思います。 そのようなsubspecialityとしては、皮膚外科、皮膚病理、皮膚感染症、皮膚悪性腫瘍診断治療、皮膚アレルギー・パッチテスト、美容皮膚科、皮膚疾患の内科的治療(全身管理や化学療法)、光線性皮膚疾患・光線治療、 そして皮膚科基礎研究などと、非常に多くのものがあります。是非、最低、一つはsubspecialityを持つようにして下さい。 また、すべての教室員に、基礎研究と臨床診療を結びつけることができるphysician-scientistになっていただきたいと思います。

いまや、基礎研究の進歩は目を見張るものがあります。優秀な基礎医学者が、多くの新しい知見をハイレベルのジャーナルに報告しています。 しかし、この結果を、実際の診療に応用できるのは、臨床医です。そのため、基礎医学の研究成果の重要性を理解すると同時に、 臨床応用を行うことができるphysician-scientistになっていただきたいのです。また、physician-scientistになることは、 その分野を深く掘り下げることになり、subspecialityを作ることにも貢献すると思います。
このように、subspecialityを持ったphysician-scientistになること、これが、久留米大学医学部皮膚科学教室の基本理念です。 さらに、久留米大学医学部皮膚科に入局して最低限達成していただきたいことが、皮膚科専門医の取得です。 そのためには、5年間の研修施設での研修をはじめ、多くの必須項目がありますが、それを達成して、日本皮膚科学会の専門医となりスペシャリストとして活躍し患者さんに還元していただきたいと思います。